松浦勝人と小室哲哉
このたび、小室哲哉に6億円以上もの救済をし、小室の人生再建に乗り出した訳であるが、これには運勢的に大きな意味、必然性がある。
松浦勝人は他のテレビスターと同様、「偏な世界で名や地位を上げる」命として生まれている。
自分独特の閃き、センスがあるので、一般の職では芽が出ない。
芸能、企画、演出などの分野でいきるのがふさわしい。
好き嫌いが激しく、自分の好み以外は受け付けないタイプである。
性格的には、いつも控え目で、穏やかに相手の態度を見守っているような繊細な神経の持ち主である。
周囲の人の機嫌を損なうことのないように常に受身で、自分の主張を通さず気を配っている。
行動力よりも、企画力、空想力に優れ、前線から一歩退いた立場にたって周囲の動きを観察し、批判するのに巧みである。
博識で、裏情報にも通じ、利害のそろばんも軽視しない。
・松浦社長は損得には敏感であると同時に、空想力、企画力に自信がある。
小室がここでダメになったら、彼の所有している諸権利の価値もなくなる。
だから彼を救済することによって、権利の価値を下げるのを防ぐ必要があり、そのためには音楽業界に対する発言権も求められる。
つまり小室が作曲をしたら、必ずそれなりの売り上げが見込める必要があった。
この点で彼は自信が持てた。
小室を捨てるより、生かした方が損失は少なくなり、うまく行けば利益になる。
これが、松浦社長が考えたことである。
・運勢から見ると、松浦社長と小室哲哉の相性は抜群のものであり、「運命の赤い糸」の関係であり、縁が非常に深く、一度出会ったら絆はほとんど切れない間柄といえる。
またこの二人は性格は全く違っていても、出会うと「派閥」を形成する関係にあり、組んで同じ目的に向かうことになる。
非常に仲がよくなり、一体感を感じさせる運命なのである。
・また二人とも、現在の運気が良好であるのも重要な要素となっている。運のよい時は悪い縁がすぐ消えてしまい、良い縁と深くなるものである。
何かの出来事、事件が生じた場合、以外にも悪いと感じていた縁もいい縁なのだと感じてしまうものである。
敵も味方になる。
悪い運の時は味方も敵になるのである。
以上のような作用によって、松浦社長は小室哲哉を救済した。
心理・意識・思考と、運勢は別のものである。
この二つの違う要素が一体になるから、難しい決断ができ、その後の展開が順調にいくのである。
実に、「間合い」のよさ、「相性」のよさ、それと「思考、性格」がからみあって、人生は動くのである。
本来は生年月日時までわかるとより正確に分析できるのだが、この二人の場合は年月日だけでもほとんどが読める「命」といえる。
なお松浦社長は、2017年までは順調に推移するが、それ以降はいろいろと問題を抱えやすい時期となっている。
だが、この人は自分というものをかなり知っており、問題を抱えた時の対処のコツを身に着けているはずである。
こういう人は凶運を迎えても、それなりの悪さで済ませることができると思う。